東野圭吾「卒業」感想

どうも! 星月です。

第2回・積ん読解消の会は東野圭吾氏の「卒業」です。

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これも友人に借りました。

2016年時点で103刷だそうです。すごい人気作ですね。

ドラマシリーズもあるようですが未視聴なので、新鮮な気持ちで読めました。

 

あらすじ

7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。
ある日、祥子が自室で死んだ。
部屋は密室、自殺か、他殺か?
心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。
しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。
茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?

amazonより引用

 

感想

仲良し7人グループが4人になって、その生き残った4人もバラバラになる。最後まで読んで、タイトルの「卒業」の意味がわかりました。なんだか切ないですね。

普段ミステリーをほとんど読まないので身構えていたのですが、思っていたよりも読みやすかったので安心しました。

謎解きよりもストーリー重視というか、屈折した青春群像劇としても読めるためかもしれません。

ドアノブに毛糸のカバーがあるから指紋が残らないとか、フライド・ポテトやスポーツ・ドリンクという表記になんとなく時代を感じるなーと思っていたら、1989年の小説なんですね。

 

トリックについて

雪月花ゲームは、初見のときは読み飛ばしてしまいました(すまん)

あれだけ描写が割かれ、図解までされていたので、重要なトリックなのだろうとは思ったのですが、なにせ茶道のことをまったく知らないので……。

茶道の知識がないとちょっと難しいですね、これは。

窓の鍵を形状記憶合金のものに取り替えたっていうのに気づいた人はすごい。私はまったく気づかなかったぞ~!

 

まとめ

ミステリーのトリックを思いつける人はすごいし、解ける人もすごい。ゼル伝の謎解きにも苦戦する私には無理だ。

それを差し引いても、雪月花のトリックは茶道の知識がないと気づきにくいと思います。

青春小説としても読めると思うので、ミステリー小説が苦手でも読みやすいのではないかと思います。