どうも星月です。
Switch版ペーパーマリオRPGを完全クリアしました! 去年の6月あたりに。
▲ステージの進行によってタイトル画面に仲間が増えます
ちょっといろいろあって放置していたのですが、ようやく書き終わりました。
グラフィック・演出面の強化
作風的にそこまで美麗なグラフィックは必要ないし、GC版でも十分きれいだし……
と思っていたのですが、Switch版のグラフィック、めちゃくちゃきれいです。
そしてキャラクターの表情が大幅に追加されています。メイン級のキャラクターはもちろん、サブキャラやモブキャラに至るまで。後ろ姿も描かれるようになりました。
スターストーンを扉に掲げるときは仲間たちが全員出てくるようになり、ステージをクリアするごとに賑やかになっていきます。
▲クラウダさんのたくましき背中
そして、ラスボス戦で応援してくれるキャラが増えています。これはうれしい。
遊びやすさの向上
宿屋や料理など、一度見た演出がスキップできるようになっていたり、逃げるときにコインを落とさなくなっていたりと、全体的に現代風になって遊びやすくなっています。セーブブロックも増えた気がする。あとショートカット用のジャンプ台なんかも新たに設置されている場所があります。
あとこれは非常に重要なのですが、ショートカット要素がたくさん追加されています!
各ステージへのワープ土管が追加され、ウーロン街、ウスグラ村、サイハテ村に行きやすくなっています。一部屋に集まっていて移動もしやすい。ウスグラ村~オドロン寺院を繋ぐ土管もあるので、マリオ一人旅のときにパンジーさんの「うたう」にハメられる可能性が低くなりました。GC版の初ゲームオーバー、あそこだったんだよな……。
ステージ6クリア後は、リバーサイド駅で降りずにゴロツキタウン~ピカリーヒルズを行き来できます。それと闇の宮殿の土管。クリア後にラスボス部屋を調べたいときとか便利。
そして100階ダンジョン。一度100階まで到達してクリアすれば、以降コインを払えば50階から挑戦できます。依頼とか隠しボスとかレベリングとかで何回か行きたいときもあるので、ありがたいですね。
うれしい追加要素
大きいものから小さいものまでめちゃくちゃ多く、すべてを羅列できる自信がないため、印象に残っているものをピックアップしていきます。
BGM・SE関連
ステージごとに違う通常戦闘のアレンジ、すごすぎ!!
一部ボス戦は新規BGMがあります。すごすぎ。
GC版のBGMが好きなプレイヤーには、「ナツメーロ」というバッジがあります。序盤で購入できるうえ、BP0で付けられます。(ただしGC版にはない新規曲は反映されないようです)
あと、キャラがしゃべったときのSE(ぶつ森の「ぽぽぽぽぽ」みたいな音)が種族ごとに変わるようになりました。
サウンドテスト・アートギャラリー
各ステージのシャインをコンプリ―トするとサウンドテスト、ほしのかけらをコンプリートするとアートギャラリーが解放されます。
原作では「ほしいバッジの分だけ取ればいいか」となっていたのですが、アートギャラリーのためにほしのかけらを全部集めよう! というモチベーションになります。
アイテムとコインの上限数アップ
初期のアイテム所持数が10個から15個になっています。
ただし、「ふしぎなふくろ」で拡張される枠は20個のままなので、最終的にアイテムがあふれるのは変わりません。
30個になっていてほしかった……。
コインの上限も999枚から9999枚になっています。
バトルたつじん・チューロック
バトルたつじんキノピオはアクションコマンドやアクロバットの練習を行えます。
チューロックはおなやみセンターのヒント役。
しかし原作をそれなりにやり込んでいたため、どちらもほぼ話しかけずに終わってしまいました(すまん)
隠しボス
2人います!
1人目は原作からして妥当、2人目は「ええ!?」って感じ。いやシリーズでの扱いを考えれば妥当……?
プリンス・マッシュ
元チャンピオン。1人目の隠しボス。
勝つにはスーパーガード必須ですが、Switch版はGC版よりスーパーガードの判定がゆるくなっているため、上述のたつじんキノピオで練習すればいずれできるようになると思います。
爆発攻撃が無効なのでバレルは活躍できません。状態異常も無効なのでビビアンも微妙。
戦えるようになってうれしいですが、解放時期と強さがまったく見合っていない!! 最速で会いに行くとマジで痛い目に遭います。
余談ですが、大抵のキノピオは「わたし」か「ぼく」なのに「オレ」ってところが戦士っぽくていいですね。
コブロン
絶滅危惧種。2人目の隠しボス。
トロピコアイランドで8回叩き、ゾンババを倒した後、メールを受信すると100階ダンジョンの最下層に出現するようになります。何回も叩かないといけないところに心が痛みますが、コンプリートのためには致し方ありません。これもゲーマーのさがですね。
連続攻撃をするとどんどんタンコブを落とすため、強力な単発攻撃で倒すべし。ほのお状態でもタンコブが落ちるため、ビビアンは不向きです。チュチュリーナは言うまでもない。
倒してもまた100階まで行けば復活するため、タンコブが無限に手に入るようになりました。コスパがいいかは別として。
時代の流れによる変更
原作であるGC版が発売されたのが2004年。
そしてSwitch版の発売が2024年。
実に20年もの時が流れ、「当時は問題とされなかったが今は不適切扱いな表現」なんかが増えたためか、修正されている点がいくつかあります。
▲あれとか……
▲これとか……
▲それとか……
時代的にしゃーないとは思いつつ、個人的には「ビビアンの性別を初見で見抜く慧眼クリチェロ」の描写がなくなったのが残念です。
まとめ
Switchでペパマリができるとは、いい時代になったものです。
ゲームキューブって名作ゲームが多いと思うんですが、いかんせんハードが売れてないというか知名度に恵まれないのでいろいろ移植・リメイクされてほしいですね。エアライドとか。ぶつ森とか。マリカDDとか。
あとマリオストーリーもこんな感じでリメイクしてほしいな~。ダメ?
▲実はテックがいます。気がついたかな?
あ~……。この記事編集してたらまたプレイしたくなってきた。しかし積みゲーもあるし連載中の作品もどうにかしてからにします。(じゃないと永遠になにも片付かないので)
あとテック! テックについても書くつもりだったのですが、たぶん長くなるのでそのうち別記事でやろうと思います。
みんな、Switch版ペーパーマリオRPG、やろう!!