イーリス大陸年表

001年:女神イーリスによる天地創造、イーリス大陸誕生
092年:聖女アナスタシア、イーリス王国建国

211年:ローゼンハイム公国建国

368年:魔王パトリス台頭、アサレラの決起
369年:アサレラ、女神イーリスより賜った聖剣レーゲングスを携え凱旋
371年:コーデリア王国建国
372年:イーリス王国、マドンネンブラウ聖王国に名を改める
374年:ウルティア王国建国
384年:聖王アサレラ死去

461年:イーリス教福音派が発足

797年:サヴォナローラ王国建国

869年:ローゼンハイム近辺で魔物の活動を確認
880年:ローゼンハイム公国、ウルティア王国トラパニ滅亡
887年:コーデリア王国セイレム滅亡


大陸五ヶ国

マドンネンブラウ聖王国/Madinneblau

聖女アナスタシアが建国したイーリス王国を前身とする、大陸の中心を担う国。
聖王アサレラの子孫であるフェールメール家が治める。
大陸の中心地であり、敬虔なイーリス教信徒が多い。
信心深く、思考と哲学を重んじる。
紋章は青薔薇と茨。

聖王都ドナウ/Donau
イーリス大陸で最大の規模を誇る大都市。
聖剣レーゲングスを奉るイヴシオン大聖堂がある。

港湾都市ニーチェ/Nietzsche
ローゼンハイムへの貿易船・旅客船が出航する、唯一の町。

ローゼンハイム公国/Rosenheim

一年の大半が雪と氷で閉ざされる、大陸北部の国。
魔術師ルールライを開祖とするアーダルベルト公家が統治する。
現在では大陸で唯一、魔術師の教育に力を入れている国である。
厳格で規律正しく、歴史を重視する。
紋章は<六花冠>と呼ばれる白薔薇。

公都エリーゼ/Elise
ローゼンハイムの公都。
大陸最大の魔術師養成学校であるレースライン学院を擁する。

山麓の町ファウスト/Faust
ラ・ロッサ山脈のふもとにある町。

港町ポーティア/Portia
マドンネンブラウへの貿易船・旅客船が出航する。

白の森ヴァイスヴァルト/Weiszwald
公都エリーゼの北部に広がる広大な森林。
北の果てに塔が建っているが、詳細は不明。

コーデリア王国/Cordelia

穏やかな気候と豊かな四季に恵まれた、大陸南部の国。
平原の広がる東部では農業が行われている。
西部は山がちで、東西の人口比に偏りが見られる。
真面目で保守的な人間が多い。
紋章は盾。

王都オールバニー/Albany
北東部に位置する、コーデリア最大の都市。
王都の北にはダルウェント川、東には森がある。

ダルウェント川/Derwent
マドンネンブラウ、ウルティアとの国境に流れる国際河川。
ラング大橋(ラングブリッジ)が架かっている。

分岐の町タスポート/Tassport
コーデリア中央に位置する町。
西部と東部の中継所のような役割を持つ。

最果ての村セイレム/Salem
大陸南西端にある小さな村。
887年に滅亡。

ウルティア王国/Urrutia

荒々しい大地が広がる、大陸西部の国。
尚武の気性が強く、各地に闘技場がある。
オレンジとオリーブの名産地。
感情の起伏が激しく、自由を愛する国民性を持つ。
紋章は斧。

王都パレルモ/Palermo
ウルティアの王都。
大陸最大の王立闘技場フラウィウスがある。

川辺の町カタニア/Catania
ダルウェント川の傍にある町。
コーデリアとの国境検問所がある。

岬の町トラパニ/Trapani
ウルティア最北の町。
880年、ローゼンハイムと同日に滅亡。

サヴォナローラ王国/Savonarola

熱砂に覆われた大陸東部の国。
もともとイーリス王国領だったがパトリスの魔術により砂漠と化し、長らく捨て置かれていた。
魔術の結晶である鉱石が採掘される。
おおらかで陽気な人間が多い。
紋章は鳥。

王都ラグナ/Laguna
オアシスのたもとに作られた、サヴォナローラ唯一の都市。

ラ・ロッサ山脈/La Rossa
ローゼンハイムとサヴォナローラの国境にそびえる山脈。

その他メモ

イーリス教について

創世の女神イーリスを信奉し、許容と愛を教義とする。
女神の遺した聖典を重んじる「聖典派」、女神の聖剣とその恩恵を尊ぶ「福音派」の二派に分かれている。
現在は福音派が主流。

女神イーリス/Iris
天地創造の女神。
左手に聖剣レーゲングスを掲げ青雨を降らせ生命の海を創り、世界を覆う混沌の炎を鎮めたという。
聖女アナスタシアに啓示を与え、聖王アサレラに聖剣レーゲングスを授けた。

聖剣レーゲングス/Regenguss
女神イーリスが聖王アサレラに賜った、秩序と慈雨の剣。
レーゲングスを鞘から引き抜けるのは、聖者たる資格を持つ者のみだという。

魔杖ピュロマーネ/Pyromane
魔王パトリスが掲げたという、混沌と劫火の杖。

魔術について

六つの力を備える者だけが魔術士となれる。
魔力、解放力、制御力、流動力、集中力、読解力である。
体内で蓄積することのできる魔力量は生まれついて決まっており、変化することはない。
魔力差は遺伝の要素が大きいとされるが、魔術士の両親から魔力のない子が生まれる、または魔力のない両親から魔力のある子が生まれることもある。

魔人/赤魔術士
攻撃系魔術の使い手。
魔王台頭以前は国家戦力として重宝されていた。
魔王討伐以降は一転して疎外される立場に追い込まれ、「魔であって人でない」者として扱われる。
魔術士を開祖とするローゼンハイム公国では依然として魔術士教育に力を入れている。

治癒術士/青魔術士
癒やしの魔術の使い手。ヒーラーとも呼ばれる。
神官・修道士など女神に仕える聖職者が使う魔術。

魔物
魔王により生み出されたモンスター。
魔王の魔力で活動し、人々の平穏を脅かす。
人型、植物型、動物型、昆虫型などが確認されている。

通貨について

100銅貨=10銀貨=1金貨。
各国共通でフランクル金貨、グスタフ銀貨、ローン銅貨が使われる。
ローゼンハイム公国ではイーリス王国時代のリスト金貨、テレス銀貨、アドラ銅貨も使用される。

言語について

各国共通でイーリス語が使われるが、地域により多少の言い回しが異なる。
天地創造〜イーリス王国建国までに使われた言語は古代語と呼ばれ、聖典や魔術書には古代語が使われる。